フィンランドとスウェーデンの外相は、NATO諸国に感謝を述べるとともに、議定書の早期批准への期待を表明、さらに同盟の発展に寄与することを約束した。
NATOのストルテンベルグ事務総長は、「NATOの門戸は、共通の安全保障に貢献する用意がある欧州諸国に開かれている」と述べた。
NATO事務総長によれば、スウェーデンとフィンランドは7月5日以降、招待国とみなされ、同機構の活動に参加が可能となる。
「今日はフィンランドとスウェーデン、NATOにとって素晴らしい日となった。私たちは32の加盟国とともにより強力になり、私たちの国民はさらに安全を感じることになる」
メディアの報道によると、このプロセスには数カ月かかる場合があるという。
7月4日、フィンランドとスウェーデンがNATOへの加盟交渉を開始し、第1ラウンドが終了した。通常、交渉プロセスには数年が要することから、これは、同盟の歴史上、かつてない記録といえる。
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