安倍晋三元首相襲撃事件

安倍氏の訃報、ロシア政界にも震撼 「露日関係発展に貢献」「日本は真の愛国者を失った」

8日、日本の安倍晋三元首相の訃報を受け、ロシアの政界からも衝撃の声が挙がっている。ロシアのプーチン大統領や旧ソビエト連邦のゴルバチョフ元大統領らが哀悼の意を表明した。
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安倍元首相が在任中に計27回の会談を重ねたロシアのウラジーミル・プーチン大統領は「ロシアと日本の善隣関係の発展において多くのことをした、卓越した国家指導者の命が犯罪者の手によってもぎとられた」とする遺族宛の手紙を公開し、哀悼の意を表した。
旧ソ連のミハイル・ゴルバチョフ元大統領は、「安倍晋三氏の襲撃と訃報にショックを受けた」とするコメントを発表し、家族へ哀悼の意を示し、日本国民に対して平穏を祈った。
ミハイル・ガルージン駐日ロシア大使は、ロシア国営放送の番組で次のように話している。

「戦略的思考力のある、先見性を持った国家指導者である安倍氏は、常に日本の真の愛国者として、露日両国の善隣関係を理解し、その発展のためにたくさんのことをしてきた」

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また、露野党のロシア自由民主党党首のレオニード・スルツキー氏は、自身のSNS上で次のようにコメントしている。

「日本の安倍晋三元首相の残酷な殺害の知らせに動揺している。彼は腹のすわった世界的な政治家だった。安倍氏は日本の国益に重点を置き、ロシアとの建設的な関係においても多くのものを勝ち得た」

日本に地理的に近い露サハリン州議会のアレクサンドル・ボロトニコフ議員も、「このように長きにわたり首相を務めた大物政治家の、それも襲撃による死は、日常生活の範囲を超えた現象だ」と驚きの声をあげた上で次のように述べている。

安倍氏はロシアへ何度も訪問しており、我々の大統領(プーチン氏)も日本を訪問している。サハリン州もアジア太平洋地域の隣人と友好関係を築いてきた。残念ながらこのような繋がりは過去のものとなってしまった。安倍氏の家族と親族に心から哀悼の意を表したい。事件で日本は真の愛国者を失った。

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