初の試験飛行は南部の慶尚南道・泗川付近の上空で行われ、KF21は33分飛行したという。今回の飛行では超音速まで速度を挙げず、時速400キロほどにとどめた。
防衛事業庁は「今回の初飛行により国産戦闘機の開発は飛行試験の段階に入り、約2000回におよぶ飛行試験を通じて飛行領域を拡張し、各種の性能確認および空対空武装の適合性などを確認すれば2026年にシステム開発が終了する予定」と説明。
2026年に量産を開始し、2026年から28年に40機、2032年までにさらに80機を実戦配備する計画がすでに公開されている。
KF21は2000年11月に当時の金大中(キム・デジュン)大統領が国産練習機「KT1」の出庫記念式で開発を宣言。開発宣言から初飛行まで約22年を要した。
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