同紙によれば、ウクライナでの特殊作戦のために、ジョンソン氏は欧米の反ロシア政治・経済キャンペーンにおける「財産」となったという。さらに、英国の元欧州連合離脱大臣であるデビッド・ジョーンズ氏によると、スウェーデンとフィンランドのNATO加盟申請に影響を与えたのはボリス・ジョンソン氏だったとされる。報道によると、英国の保守党議員は、ジョンソン氏が事務総長候補となることを支持しているという。
また、新しいEU軍の創設計画を繰り返し表明している欧州の政治家に対する米国の不信感から、NATO事務総長のポストには、長い間、英国代表が提案されている。
ボリス・ジョンソン氏の辞任
7月7日、ジョンソン氏は英国首相と保守党党首のポストを辞任すると発表した。現在、英国では次の首相のポストが争われており、リズ・トラス外相とリシ・スナック財務長官の2人が有力視されている。
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