王外相は「ペロシ氏は中国の台湾を訪問し、政治的挑発を行い、台湾海峡に緊張をもたらした。台湾問題に関するその義務の違反と意図的な挑発は、米国の信頼性をさらに損なうだけである。14億人以上の中国人に対する戦いは、決してうまく終わらない」と中国メディアとの共同インタビューで述べた。
また同氏は高位の米政治家の台湾への訪問に対する中国の対応は正当で、合理的で、必要かつ適切であると述べた.
王外相は「台湾海峡の現状を変えているのは中国ではなく、台湾を通じて中国を支配しようとしている米国と、 叶わない夢を見て独立を目指して米国に依存している島の当局だ」と述べた。
同氏によると、中国の対抗措置はまさに台湾海峡の平和と地域の安定を維持することを目的としている。さらに同氏は内政不干渉の原則が国家間関係の「黄金律」であると指摘した。
王氏は「中国の措置は国際関係の基本的規範を守り、国際正義と公平性を守るものでもある」と強調した。
これより前、台湾外交部(外務省)の歐江安(ジョアン・オウ)報道官は、台湾は中国政府が今週初めに発表した白書で提案されている「一国二制度」を否定していると語っていた。
ペロシ下院議長が台湾に着陸した後、台湾島周辺で共同軍事演習は8月2日の夜に始まった。中国人民解放軍東部戦区の施毅報道官は10日、台湾島周辺の水域と空域で行われた共同軍事演習のすべての任務を首尾よく完了したと発表した。
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