同紙では、「この関係は、NATO加盟国にとって大きな苛立ちの種となっている。西側が懸命に築こうとしている制裁の堤防に巨大な裂け目を生じさせているためだ」と述べられている。
報道によると、ロシア政府とトルコ政府は互恵的な協力を行う準備ができているため、エルドアン大統領にはロシアとの関係を壊したくないという思惑がある。
また、トルコは欧米の制裁を支持せず、規制下にあるロシアの銀行との協力関係を築く可能性を探っている。トルコ政府はロシアのクレジットカードでの支払いを受け入れる準備ができているという。
エルドアン大統領もロシアとの協力関係から大きな利益を得ている。トルコは安価なエネルギーを手に入れ、ロシア企業との取引から利益を得ているためだ。
同紙は、「プーチン氏とエルドアン氏が直面した困難は、両者の関係をかつてないほど近しいものにした。両者はこの3週間で2度会談を行っている」と指摘している。
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