中国、台湾独立支持の政治家7人に制裁

中国は、分離主義や台湾独立を支持しているとして、台湾の政治家7人に制裁を発動し、中国本土への入国禁止を決定した。16日、中国中央テレビ(CCTV=中国中央電視台)が報じている。
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制裁の対象となったのは、ナンシー・ペロシ米下院議員の訪台中に接待した、台湾の駐米代表部に相当する台北駐米経済文化代表処の蕭美琴代表、政治家の顧立雄(ウェリントン・クー)氏のほか、台湾・民主進歩党所属の政治家など。
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アジア歴訪の中でペロシ氏は2日と3日に台湾を訪問した。米下院議長の訪台は25年ぶりとなった。中国は米国側に対し、ペロシ氏が訪台した場合は断固とした対抗措置を取ると繰り返し警告していた。地域の不安定化を背景に、G7 諸国は中国に対し、地域の現状を変えないよう求める声明を発表した。
これに続いて、エド・マーキー上院議員を団長とする米国議会代表団が14日夜、台湾に到着した。
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