財務省が発表した7月の貿易統計によると、ロシア産原油の輸入量は2021年7月と比較して65.4%減少した。液化天然ガスの輸入は26.1%減少した。
日本は6月、ロシア産原油の輸入量をゼロにした。2022年1月から6月までのロシアから日本への原油輸入量は、前年同期比21.7%減となった。
このほか、7月の輸入量が2021年同月比で減少したのは、石炭(40.1%)、鉱石(84.9%)、穀物類(73.1%)、野菜(60.6%)など。一方、魚介類の輸入は21.7%増加した。
日本からロシアへの輸出に関しては、前年同期比で医薬品(154.1%)、鉄鋼(64.2%)などが大幅な伸率を示した。自動車輸出は21.5%減、自動車の部分品は70.2%減となった。
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