22日午前、愛知県豊山町の名古屋高速道路でバスが横転して炎上し、バスの乗客と運転手が死亡したほか、乗客6人と後続の乗用車を運転していた男性1人の計7人が負傷した。
この事故で、愛知県警は23日午前、過失運転致死傷の疑いで、バスの運行会社で愛知県小牧市にある「あおい交通」の本社と営業所の家宅捜索を行った。
県警は男性運転手（55）の健康診断結果や走行記録を押収し、勤務実態や健康状態などを調べていく。また、会社の安全管理に問題がなかったかなどについて捜査を進める。
また、事故を受け、バスの運行会社である「あおい交通」の幹部らが記者会見を行った。同社社長は「亡くなられた方のご冥福をお祈りし、けがした方に心よりおわび申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」と謝罪した。
会社側は、事故を起こしたバスの男性運転手について、8年7か月の運転経験があり、事故当日の出勤時、アルコールチェックや点呼の際には異常は認められなかったと説明した。
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