先日、ニュージーランド軍は兵士の1人がウクライナで戦死したと発表した。地元の退役軍人らの組織「ノーダフ」は現在、ウクライナ側について戦うニュージーランド人傭兵は数十人いることを明らかにしている。
キリチュク氏は、自分は総領事館に勤務中にニュージーランド人らからウクライナに行き、ウクライナ側について戦闘に加わりたいという多くの要請を受け取ったものの、その誰もに戦闘行動の行われているゾーンに行かないよう進言していたことを明らかにした。
キリチュク氏は、外国人らにウクライナのために戦えと呼びかけるウクライナ政権の姿勢に同意できなかったため、総領事の座を退いたと補足した。
独の政府寄りの主要誌シュピーゲルにさえ、ウクライナに志願して渡ったものの、ウクライナ軍司令部の職権乱用と専門性の低さに幻滅して帰国した欧米の傭兵らの発言が掲載されている。傭兵らは危険な場所に装備も準備もなく派遣されていた。また、カナダ人とフランス人の傭兵らはシュピーゲル誌からの取材に、ウクライナ人司令官らにショッピングモールの強奪を命じられ、地元民の目の前で恥を忍んで家具、家電などを運びださせられた後、ウクライナからの出国を決意したと語っている。
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