ザポロジエ原発の安全性を巡る状況

ウクライナ軍がザポリージャ原発からウクライナへの最後の送電線を切断

26日、ザポリージャ原発でウクライナ側が本国ウクライナへ電力供給のための最後の送電線を切断した。ザポリージャ(ザポロジエ)州軍民管理局のウラジーミル・ロゴフ局長によれば、ウクライナ軍の送電線の切断により、電力供給は完全に断たれた。
この記事をSputnikで読む
ロシア国防省は、ウクライナ軍がここ24時間で2回、ザポリージャ原発に向けて大口径の砲弾が発射されたと発表した。ロシア軍は、この原発に向けて発射された榴弾砲「M777」を精密兵器で破壊した。
ロゴフ氏によると、ザポリージャ原発の状況は砲撃後、コントロール下にある。ザポリージャ州とヘルソン州には引き続き電力が供給されている。
国際原子力機関(IAEA)の専門家からなる使節団は、8月末にザポリージャ原発を訪問する予定。
また、ロゴフ氏は、IAEAの使節団が原発に向かう訪問ルートは、安全上の懸念から発表されておらず、いくつかの選択肢が検討されていると明らかにした。同氏によると、現地当局はハイレベルの安全を確保する準備を進めているという。
コメント