太陽系外惑星は宇宙望遠鏡TESSを利用して発見され、11日毎にTOI-1452の明るさが低下するこ とが明らかになった。これは地球の1.7倍の大きさである同惑星の通過スピードと一致する。専門家らは、モンメガンティック天文台での地上観測により、同天体が確かにスーパーアース級の惑星であることを確認した。
TOI-1452は、岩石系スーパーアースから想定されるよりも遥かに低密度(1立方センチあたり5.6グラム)の半径と質量をもっており、質量の3割を水が占めている可能性がある。参考までに、全地球の海洋の質量は地球の質量の1パーセントに満たない。これは木星の衛星ガニメデやカリスト、あるいは土星の惑星タイタンやエンケラドゥスなどの太陽系の複数衛星の氷河海洋の割合と一致している。
惑星は親星TOI-1452を11日間かけて公転する。星自体は赤色矮星に属し、太陽より遥かに小さく、太陽と冥王星間の距離の2.5倍である97天文単位という比較的近い距離で同タイプの伴星を周回しています。
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