再編「サハリン1・2」をめぐる状況

東京ガスと九州電力、「サハリン2」新会社と契約更新 JERAに続き

日本の東京ガスと九州電力は30日、ロシアの石油・天然ガス開発プロジェクト「サハリン2」の新たな運営会社と液化天然ガス(LNG)の輸入契約を結んだと明らかにした。共同通信が報じた。
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サハリン2の新会社との契約を巡っては、東京電力と中部電力が出資するJERA(ジェラ)も契約を結んだことを発表している。
産経新聞は29日、サハリン2の権益を持つ三井物産と三菱商事は、9月4日までにロシアが運営を移管した新会社への参画方針をロシア側に伝えると報じた。一方、権益維持が認められたとしても契約の細部を詰める作業は数カ月はかかる見通しで、最終決着は越年も予想されるという。
ロシアのミハイル・ミシュスチン首相は2日、「サハリンスカヤ・エネルギヤ」を「サハリン2」の新たな運営主体として設立する法令に署名した。
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