ラジャパクサ氏は、コロンボの自宅が大規模な抗議運動によって占拠された4日後の7月13日にスリランカを脱出した。ラジャパクサ氏は7月14日に大統領職を辞任し、ラニル・ウィクラマシンハ氏がその後を継いだ。ラジャパクサ氏は現在、タイに滞在している。
ラジャパクサ氏にはコロンボで新しい自宅が提供されるとみられている。ウィクラマシンハ大統領の事務所は、ラジャパクサ氏の帰国が迫っていることに関するコメントを控えている。
一方、スリランカ軍関係者の話を引用したAFP通信によると、ラジャパクサ氏は3日に帰国するという。
経済危機に陥っているスリランカは1日、国際通貨基金(IMF)から約29億ドル(約4000億円)の融資を受けることで、事務レベルでの合意に達したと発表した。
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