NASAは日本や欧州も参加する国際的な月探査計画「アルテミス計画」で2025年を目標に、アポロ計画以来となる宇宙飛行士による月面着陸を目指している。
計画の第1段階として、ケネディ宇宙センターから無人の宇宙船「オリオン」を搭載した大型ロケット「SLS(スペース・ローンチ・システム)」の打ち上げが予定されていたが、NASAはカウントダウンの途中で打ち上げ延期を発表した。大型ロケットに燃料となる液体水素や液体酸素を注入する作業が行われていたものの、その際に液体水素の漏れが発生し、修復できなかったため。次回は10月に再度、打ち上げが試みられる見通し。
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