航空自衛隊に配備されているF2戦闘機の後継となる次期戦闘機をめぐって、日英の大手企業はエンジンの共同研究を1月から始めており、5月の日英首脳会談では開発に関する両国間の協力の全体像を年末までに合意することで一致した。
これを受けて防衛省は、共通の機体を開発する方向で調整を進めている。次期戦闘機に求める性能は英国とほぼ同じで、開発費も抑制できるという。また、共同開発には、英国と協力関係にあるイタリアの参加も検討されている。
防衛省は2023年度予算案の概算要求に次期戦闘機の開発費などとして1432億円を盛り込んでいる。F2戦闘機の退役が始まる2035年ごろまでに次期戦闘機の配備を始めたい考え。
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