「本日、解決策は得られなかった。欧州委員会の指針となった政治論争だけが行われた。現時点では、来週またはその翌週に加盟国だけでなく欧州委員会もすでに現実的な提案を書面によって行うとみられている」
ブルームバーグによると、EU加盟国の多くが依然としてロシア産ガスに依存しているため、ドイツがロシア産ガスの上限価格設定に反対した。
ドイツのハーベック経済相は「したがって、ドイツが常に自国の問題への理解を求めているのに、他の国がそのような理解を持っていないときに、このような措置について話すのは時宜を得ない」と述べた。
またオーストリアのゲヴェスラー・エネルギー相は、同国もロシア産ガスへの一定の依存を維持しているため、エネルギー価格に上限を設ける提案を支持しないと表明した。
ハンガリー、チェコ、フランス、イタリアも同様の立場を取っている。
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