21年前の9月11日、国際テロ組織「アルカイダ」のテロリストらが4機の旅客機をハイジャックし、ニューヨークの世界貿易センタービルやバージニア州アーリントンにある国防総省に突っ込んだ。
雨が降りしきる中、バイデン氏はロイド・オースティン国防長官とマーク・ミリー統合参謀本部議長を引き連れ、花輪のリボンを整え、それに触れ、胸に手を当てた。
国防総省では、乗員・乗客合わせて184人がテロの犠牲となった。
国防総省では、黙祷が捧げられ国歌斉唱が行われた後、犠牲者の名前が読み上げられ、鐘が鳴らされた。
NHKの報道によると、バイデン氏は「暗い日々の中でわれわれは多くの努力をし、お互いを思いやり、団結したことを思い出して欲しい。我々は1つの米国としてともに民主主義を守っていく」と述べて、結束を呼びかけた。
旅客機が激突したニューヨーク・世界貿易センタービルと、旅客機が墜落したペンシルベニア州シャンクスビルでも、追悼行事が行われた。テロの犠牲者は計2997人。
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