フランスの送電事業者RTEからの情報を元に、記事が伝えるところによれば、フランスは英国、スペインなどの国々に対し、電力輸出量の増大を要請したとのこと。その理由は「商業上の過失」で、フランスのある地域の電力供給会社から、地域で電力不足となる可能性があるとの報告を受けたためだという。
記事によれば、「ストラスブール電力が、9月6日、7日の両日、それぞれ2.03ギガワットおよび5.75ギガワットの電力を誤って販売したことを明らかにした」といい、その後、需要とエネルギー供給のバランス調整を行なった後の被害額は6000万ユーロに上ったとのこと。
RTEは、今回の事故は、情報システムの不具合が原因で起こったとしている。
欧米はウクライナ情勢をめぐって対露制裁を強化。欧米では電力、燃料、食料の価格が上昇している。プーチン大統領は、ロシアを封じ込め、弱体化させる政策は西側にとって長期的な戦略であり、制裁は世界経済全体に深刻な打撃を与えたと述べた。プーチン大統領によると、西側の主な狙いは何百万もの人々の生活を厳しくさせること。
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