11日に投票が行われた沖縄県知事選挙で再選を果たした玉城氏は、政府の意向である米軍普天間基地の名護市辺野古への移設に一貫して反対を訴えてきた。
沖縄県は、安倍氏が死去した後の7月11日、県庁に半旗を掲揚。玉城氏は、報道陣の取材に対し「県としての弔意は既に示した」と説明し、安倍元首相の国葬に出席しないと明らかにした。
沖縄タイムスの報道によると、安倍元首相の国葬について、玉城氏は「閣議決定だけで物事が進められ、しかも当初の予算案よりもさらに膨らんでしまった」と指摘。安倍氏の評価について「多くの国民の中にも、信任できること、承服できないこと、まったく許されることではないことなど、いろんな思いがあると思う」とした。
玉城氏は「そういう思いの中で、反強制的な形で(国葬が)行われるのではないかということに対して、世論が非常に厳しいものがあるのではないか」と話した。
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