国連総会に出席するロシア代表団へのビザ、未だに発給されず ラブロフ外相含む

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相とロシア代表団のメンバーは、20日から始まる国連総会に出席するための米国ビザをまだ受け取っていない。ロシア国連常駐代表部の法務責任者であるセルゲイ・レオニドチェンコ氏が明らかにした。
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レオニドチェンコ氏によると、ロシアのラブロフ外相とその代表団、および取材班などの同行者は依然としてビザを持っていない。
レオニドチェンコ氏は「これは前例のない事態であり、開催国が毎年義務を果たせていないという問題が未解決であるばかりか、雪だるま式に増えていることを示す新たな証拠だ」と非難。「我々は、開催国が、大臣とその代表団、およびすべての同行者に、規定されている通り、できるだけ早くビザを発給することを期待している」と述べた。
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また、この問題を解決する唯一の方法は、グテーレス事務総長による仲裁手続きを開始することだと指摘した。
国連総会のハイレベル会合は9月20日から26日まで開催され、各国代表団が一堂に会する。先に、ロシアのネベンジャ国連大使は、米国にビザ発給を働きかけるようグテーレス事務総長に要請。国連のデュジャリック報道官は、参加を予定しているロシア代表団に米国ビザが発給されるべきだというグテーレス氏の考えを明らかにした。
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