チジョフ氏は12日、17年間におよぶ職務をまもなく終了すると発表。記者会見では、ロシアの記者団に向け「我々の関係は、現在の危機が発展する以前の状態には決して戻らないだろう」と語った。
同氏によれば、いつか関係を回復しなければならないが、「その時は、仰々しいスローガンや相互の願望よりも、より具体的な結果に焦点を当てた、より実用的な関係になる。」
チジョフ氏は「ここで行われている政治的議論や討議のレベルは、大きく変わったと断定せざるを得ない」と付け加えた。
また、EU加盟国はすでに対露制裁をやり過ぎており、もはや後戻りはできないが、EUの制裁発意は「大部分が形骸化されている」と述べた。
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