松野氏は「わが国は、主権と領土そして祖国と家族を守ろうと懸命に行動するウクライナの国民とともにある」と述べ、引き続きウクライナ支援に取り組んでいくと強調した。
松野氏は、記者から「ウクライナ軍が北東部で攻勢を強めている」ことについてコメントを求められ、これに関する「ゼレンスキー大統領をはじめ」としたウクライナ政府関係者の発言については承知していると述べ、「戦況の見通しについて確定的な評価や予測を申し上げることは困難」だが、「G7をはじめとする国際社会が結束して、断固たる決意で対応していく必要がある」と述べ、「引き続き、強力な対露制裁及びウクライナ支援の2つの柱にしっかりと取り組んでいく」と強調した。
ロシア国防省のコナシェンコフ報道官は10日、ドンバスを解放するための特殊軍事作戦の目的達成のため、バラクリアとイジュム方面に展開しているロシア部隊の配置変更を決定し、ドネツク方面の戦力を増大させると発表した。
関連記事