米ニューヨークで13日、第77回国連総会が開幕する。各国の首脳や外相が出席する「ハイレベルウィーク」は、9月20~26日に開かれる。
先に、ロシアのラブロフ外相やロシア代表団、および取材班などの同行者は、国連総会に出席するための米国ビザをまだ受け取っていないと報じられた。
ロシアのポリャンスキー国連第一副大使は9日、国連安保理改革に関するロシアの立場について、安保理の地理的適用範囲を拡大し、アフリカ、アジア、ラテンアメリカの国々の代表を増やすことにあると言及した。ロシア外務省は国連安保理における「先進国の過剰な代表」(ドイツと日本が常任理事国入りを目指していることを意味している)は、いかなる「付加価値」ももたらさず、「グローバル・サウス」に関する歴史的不公正を正す見通しを遠ざけるだけだと指摘した。
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