朝鮮半島沖で米韓合同軍事演習が開始

米韓両国は26日、朝鮮半島沖で5 年ぶりに4日間の合同軍事演習を開始した。聯合ニュースが報じた。
この記事をSputnikで読む
原子力空母「ロナルド・レーガン」が率いる米の空母グループが演習に参加している。ミサイル巡洋艦「チャンセラーズヒル」と駆逐艦「バリー」、または原子力潜水艦「アナポリス」も演習に参加する予定。演習では、対艦・対潜作戦、戦術機動などの演習が行われる。
聯合ニュースによれば、合同軍事演習は「北朝鮮が核実験や潜水艦からの弾道ミサイル発射などの挑発的な行動をとるという憶測が続く中」、米韓両国が安全保障協力を強化する中で始まった。
北朝鮮は依然として差し迫った脅威=韓国大統領
これに先立ち、メディアは情報筋を引用し、「空母の到着は、韓米同盟の信頼性と、北朝鮮の核とミサイルの脅威を抑止する用意があることを示すことを目的としている」と報じていた。
米国と韓国は、9月16日にワシントンで開催された抑止戦略に関する諮問グループの会合で、軍事を含むあらゆる可能なメカニズムを使用して北朝鮮の政策に反対し続けることを強調した。
これより前、原子力空母「ロナルド・レーガン」を含む空母打撃群が韓国南部の釜山作戦基地に入港したと報じられていた。12日、「ロナルド・レーガン」は日本の横須賀港から出港した。
関連ニュース
北朝鮮発射のミサイル 速度はマッハ5、飛距離は600キロ=韓国軍分析
北朝鮮のミサイル発射兆候=韓国大統領府 異例の公表でアピール?
コメント