統合幕僚部の発表によると、23日正午ごろ、長崎県対馬の南西100キロを東進する中国海軍ドンディアオ級情報収集艦を発見。その後、対馬海峡を通過して日本海に向けて航行した。海上自衛隊は掃海艇などを派遣して監視と警戒にあたった。
また、23日午前8時ごろ、沖縄本島と宮古島の宮古海峡でも中国海軍の駆逐艦3隻が確認され、太平洋に向けて航行したという。
米韓両国は26日、5 年ぶりとなる朝鮮半島沖での合同軍事演習を開始した。演習には空母「ロナルド・レーガン」や原子力潜水艦「アナポリス」も演習に参加するという。中国としては艦艇を派遣して情報収集を行うほか、日米間の軍事協力をけん制する狙いがあるとみられる。
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