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悪夢を頻繁に見るのは、認知症を発症する前兆かも=研究

中高年が悪夢を頻繁に見ることは、高齢者になってから認知症を発症するリスクの上昇につながることが、英国の研究で明らかになった。この研究をまとめた論文が、学術誌「ランセット」に掲載されている。
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英バーミンガム大学の研究者らは今回、中高年者が頻繁に悪夢を見ることは、高齢者になってから認知症を発症するリスクを示すサインであることを突き止めた。
研究者らは、米国在住の35歳から64歳の男女600人と、認知障害や認知症のない79歳以上の2600人を対象に調査を行った。研究者らは被験者に対し、2012年から2022年の間、睡眠の質と悪夢を見る頻度に関するアンケートを行った。
研究者らがアンケート結果を分析したところ、毎週悪夢を見る35歳から64歳の人は、その後10年間で認知機能が低下する可能性が、悪夢を見ない人より4倍高いことが分かった。こういった人たちは、60歳頃になると認知症を発症しやすいという。
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スプートニクは以前、脂肪分の多い餌を与えられたマウスは認知機能が低下し、脳機能の低下による代謝不良で太りやすくなるという研究について報じた。こういったマウスは、その後糖尿病を発症し、抑うつやアルツハイマー病の症状があらわれたという。
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