「弔問外交」リレー 岸田首相、欧州理事会議長と会談

岸田文雄首相は27日、安倍元首相の国葬に参列する外国要人らと会談する「弔問外交」の一環として、シャルル・ミシェル欧州理事会議長と会談した。福島第一原発事故後にEU(欧州連合)が課した日本産食品の輸入規制措置の早期撤廃に期待を示した。
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ミシェル議長は、27日午後から行われる安倍元首相の国葬に参列するため訪日した。
日本外務省の報道発表では「岸田総理大臣から、EUによる日本産食品輸入規制措置の早期撤廃を改めて要請した」と述べられている。
「弔問外交」安倍元首相の国葬に参列する外国要人らとのリレー会談 初日
一方、ミシェル議長は、査証免除措置の適用再開を含む水際措置の見直しを歓迎する旨述べたという。
また「両首脳は、引き続き、日・EU関係をしっかり発展させていくため協力していくことで一致した」と記載されている。
岸田首相とミシェル議長は、ウクライナ情勢への対応や北朝鮮による核・ミサイル開発に対する深刻な懸念などについても協議し、EU及び各国と緊密に連携して強力な対露制裁を維持する意向を改めて表明した。
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