ハリス氏は円卓会議で「日本と米国、そして世界が頼りとする必要不可欠な供給を多様化する必要がある」と指摘。「世界の需要を一カ国で満たすことができないことも理解している」としたうえで「米国と同盟国が成長でき、非常に実用的なレベルで機能できる方法で協力することが重要だ」と語った。ハリス氏は4日間で日本と韓国を訪問。経済・安全保障面で米国とアジア同盟国間の結びつきを強化する狙いがあるとみられている。韓国紙「ソウル経済新聞」は業界関係者の話として、日米韓に台湾を加えた新たな半導体アライアンスが27日、初の実務レベル事前会合を開いたと報じた。今年7月、日米は次世代型マイクロチップ開発研究センターを新設することで合意した。関連記事