防衛省によると、26日、中国海軍のミサイル駆逐艦など3隻が伊豆諸島の須美寿島と鳥島の間を通過し、太平洋を西に向けて航行しているのを確認した。また、27日にはロシア海軍のフリゲート艦など4隻が、伊豆諸島の八丈島と御蔵島の間の接続水域を通過したあと、太平洋を西に向けて航行しているという。ロシア海軍の艦艇がこの海域を通過したのは初めて。
これらの艦艇7隻のうち6隻は、9月に日本海で機関銃の射撃を行ったのが確認されている。ロシア軍の大規模な軍事演習「ボストーク」に参加した模様。
ロシアと中国の艦艇は2021年10月、初めて共同で津軽海峡を通過したあと、日本列島を周回するように航行したことが確認されている。
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