ケリー氏は「中国はSu-27から始まり、Su-30、さらに自国製のJ-16、そしてSu-35と変遷を重ねてきた」として、ロシアのSu-35について、第4世代の戦闘機でありながら、「第5 世代のアビオニクス(航空機の飛行のための電子機器)とスピード」を持っていると指摘している。
The Driveは、中国がロシアから24機のSu-35の中の比較的少ない台数を購入したことを指摘している。
「中国がSu-35を購入して以来、発注理由については様々な憶測が飛び交っていた。中には、中国がSu-35のエンジンを詳しく研究し、ロシアの先端資産の1つを把握し、兵器と電子戦システムを理解したかったと推測する者もいた」The Driveはこう指摘してる。
ケリー氏は、中国がSu-27の派生型で培った経験は、米国がNext Generation Air Dominance (NGAD)プログラムで開発中の第6世代戦闘機に匹敵する、中国独自の類似機を作るための良い可能性を与えるだろうとの考えを示した。
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