北朝鮮 米韓合同軍事演習に原子力空母が参加したことを非難

北朝鮮は、米韓両国が9月26日から実施した合同軍事演習に米国の原子力空母が参加したことについて、地域の緊張を高めるものだと非難する談話を発表した。NHKが報じた。
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米韓両国は9月26日から4日間、朝鮮半島沖で5 年ぶりに合同軍事演習を実施した。演習には、原子力空母「ロナルド・レーガン」が率いる米国の空母グループが参加した。
北朝鮮は2日、韓国との窓口機関である祖国平和統一委員会のウェブサイトに談話を発表。
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このなかで、北朝鮮は、原子力空母を念頭に「米国の『動く軍事基地』が現れるところでは、例外なく地域情勢が極度に緊張し戦争が起こってきた」と非難した。
また、原子力空母を「くず鉄の塊」だと揶揄した上で、韓国に対し「米国の核戦略資産に頼ってでも、我々をなんとかして圧殺しようとする侵略の野望の産物だ」と強調した。
日米韓が対潜戦訓練などを通じて連携を深める中、北朝鮮は9月25日28日29日10月1日と1週間で4回弾道ミサイルを発射した。また、SLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)の発射準備の兆候と見られる動きが確認されており、関係国が動向を警戒している。
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