マスク氏は、自身のツイッターで「ウクライナとロシアの和平」について4つのポイントを挙げ、ユーザーから意見を募った。
マスク氏は「国連の監視下で編入地域の選挙をやり直す」、「クリミアは、1783年以来、 (フルシチョフの過ちまで)ロシアに属していたため、正式にロシアの一部となる」、「クリミアへの給水を保証する」、「ウクライナは中立的地位を保つ」といった見立てを示している。
現時点(日本時間4日9時20分)で、アンケート参加者の38%がマスク氏の案に賛成し、62%が反対している。
マスク氏は「最終的にはこのような結果になる可能性が高いが、問題はそれまでに何人死ぬかだ」と綴っている。
クリミアは2014年3月に実施された住民投票の結果、クリミアの有権者の96.77%およびセヴァストポリの住民の95.6%がロシアへの再編入を望んだため、ロシアの構成体となった。一方でウクライナは未だにクリミアを自国の領土と主張しつづけており、現在の状態を一時的な占領と位置付けている。これに対してロシア指導部は、クリミア住民の実施した住民投票は民主的手段でかつ国際法および国連憲章に完全な形でのっとっており、ロシアへの再編入は投票で選び取られたという立場を何度も繰り返してきた。プーチン大統領は、クリミア問題は「完全に解決済」と指摘している。
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