松野官房長官は4日午前、記者会見を行い、北朝鮮が同日午前7時22分ごろに発射した弾道ミサイルについて「飛距離約4600キロ、最高高度は約1000キロと推定している」と明らかにした。
また、浜田防衛相は当該のミサイルについて、中距離弾道ミサイル級以上で推定飛距離は過去最長とされると明らかにした。
聯合ニュースは、韓国軍合同参謀本部の情報を引用し、北朝鮮は中距離弾道ミサイル(IRBM)1発を発射したと伝えている。「ミサイルの飛行距離は約4500キロ、高度は約960キロ、速度はマッハ17(音速の17倍)と探知された」と報じている。
日本政府によると、北朝鮮は同日午前7時22分ごろ、同国内陸部から弾道ミサイル1発を発射した。ミサイルは東北地方の上空を通過し、午前7時44分ごろ太平洋の日本のEEZ(排他的経済水域)外に落下したものと推定されている。
NHKの報道によると、ミサイルは発射後、約20分間、4000キロ以上飛行し、日本列島の東3000キロ余りの海域に落下した可能性がある。
松野官房長官によると、現時点で被害報告などの情報は確認をされていない。