日本外務省の報道発表によると、日本の船越局長は「北朝鮮がおよそ5年ぶりに、我が国上空を通過させる形で弾道ミサイルを発射したことは極めて遺憾であり、断じて容認できない」旨述べた。
また、三者は「先週の1週間で4回にも上る弾道ミサイル発射に続き、本日の弾道ミサイル発射を強く非難した。」北朝鮮が核・ミサイル活動を強化していることについては「国際社会に対する明白かつ深刻な挑戦であるとの認識を改めて共有した」という。
その上で、「国連安保理での更なる対応、日米韓の安全保障協力を含む地域の抑止力強化等について、引き続き日米韓で緊密に連携することを再確認した」と強調されている。
北朝鮮は4日午前7時22分ごろ、日本海に向けて中距離弾道ミサイルを発射した。ミサイルは日本の東北地方上空を通過し、太平洋の日本のEEZ(排他的経済水域)外に落下した。日本政府は当該のミサイルについて、飛距離約4600キロ、最高高度約1000キロと推定している。また、韓国軍合同参謀本部は、その速度についてマッハ17(音速の17倍)と探知されたとしている。日本の浜田防衛相は、当該のミサイルについて過去最長とされるとの見方を示した。
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