ケリー大将は、米国ではまだ第6世代戦闘機の必要性に関する議論が行われているが、中国ではすでにその開発が始まったと述べた。一方、米国は開発において中国に数年間リードして快適な状態にあったという。
The Diplomatは、米国が世界で初めて第5世代戦闘機を披露し、2005年12月にその運用が開始されたことに言及している。ソ連崩壊により、米国は近い将来、自国の戦闘機にライバルはいなくなると信じたが、中国の進歩がその期待を消し去ったという。
The Diplomatによると、2020 年以降、中国は人工知能(AI)などの最先端の軍事技術開発への投資で米国を上回っている。また中国側は、米国よりもはるかに急速かつ効率的に新たな兵器システム開発を行っているという。米国の第5世代戦闘機F-22の初の試験飛行は1990年に行われたが、運用が開始されたのはそれから15年後の2005年だった。一方、中国の第5世代戦闘機J-20は2011年に初飛行を行い、その6年後の2017年には軍に導入された。The Diplomatは、どの国が第6世代戦闘機を最初に披露するかは今のところ正確にはわからないが、多くのことは中国がリードしていることを示していると締めくくっている。
先に、中国がロシアの戦闘機Su-35をベースに独自の第6世代戦闘機を製造する可能性があると報じられた。
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