OPEC+は5日、日量200万バレルの記録的減産に踏み切ることを発表した。これを受け、欧州と米国ではエネルギー問題への懸念が広がっている。
トランプ元大統領はマイアミで開催された会議に出席した中で、ベネズエラやサウジアラビアなどの産油国に原油増産を要請している現政権の政策を批判した。
かわりに国内での生産を強化するよう呼び掛けた。バイデン政権はこれまでベネズエラに対する制裁を緩和し、原油の輸出実現に向けて交渉してきたほか、バイデン大統領はサウジアラビアを訪問し、原油の増産に踏み切るよう要請してきた。
CNNによると、ホワイトハウスの高官らはOPEC+の会合を前に、産油国がさらなる減産を行わないよう、中東の国々にロビー活動を行っていたという。
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