ロシア外務省のザハロワ報道官は6日、ロシアは9月末に実施された日米共同訓練を自国の安全保障上の脅威とみなしており、外交ルートを通じて日本側に深刻な懸念を表明したと発表した。
ザハロワ氏は記者会見で「言及した共同訓練は、わが国の極東地域から至近距離で実施された。われわれは、このような日本の積極的な活動をアジア太平洋地域全体におけるロシアの安全保障上の脅威とみなしている」と述べ、「これに関連して、ロシア外務省ルートを通じて日本大使館に深刻な懸念を表明した。日本側に対して、今後、北東アジアの平和と安定を維持する問題に責任をもって取り組むよう求めた」と指摘した。
北朝鮮は、米国と韓国が軍事演習の中止を拒否したことに対して、9月末から弾道ミサイルを発射している。北朝鮮は軍事演習を北朝鮮に対する戦争のリハーサルとみなしている。北朝鮮は6日午前、弾道ミサイル2発を発射した。現在伝えられている情報によると、飛行距離はそれぞれ350キロと800キロ。最高高度はそれぞれ100キロと50キロ。