同委員会は、ビアリアツキ氏とこれらの団体の受賞理由を、「自国の市民社会を代表し」、「当局を批判する権利と、市民の基本的権利を守ることを推進してきた」ためと説明している。
2022年のノーベル平和賞は、ベラルーシの弁護士で活動家のアレス・ビアリアツキ氏と、ロシアの団体「メモリアル」(ロシアでは外国のエージェントと認定され、同団体は解散)、ウクライナの人権団体「市民自由センター」が受賞した。
© 写真 : Official social page of The Nobel Prize
2021年の平和賞は、ロシア紙「ノーヴァヤ・ガゼータ」のドミトリー・ムラトフ編集長とフィリピン系米国人のマリア・レッサ氏に授与された。ノーベル委員会は、両者の受賞理由を「民主主義とゆるぎない平和の前提である意見表明の自由を守るための努力」だと説明している。
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