サムスン電子は、7月から9月の営業利益は前年同期15兆8000億ウォンから10兆8000億ウォン(約1兆1100億円)になると予想している。
アナリストは営業利益の減少について、それらの市場でサムスンが最大のサプライヤーの1つである家電製品の需要の低迷や半導体メモリー価格の低下が影響していると指摘している。
なお、アナリストは、半導体メモリー価格は年末まで下落を続け、サムスンの第4四半期の利益はさらに落ち込むと予想している。需要が回復するのは2023年初頭になる見込みだという。
また、ウォンが対ドルで13年ぶりの安値に下落していることも利益減少の原因の1つになったという。連邦準備制度理事会(FRS)の主要な金利の引き上げを背景に、ドルは過去数か月上昇している。その結果、輸入部品の購入はサムスンにとってより高価なものとなっている。
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