日本の外貨準備高は8月より減少 中国に次いで2位

日本の財務省は7日、9月末の外貨準備高が8月末に比べて4.2%減の1兆2380億ドル(約179兆5000億円)と発表した。同省がウェブサイトで発表している。
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日本の外貨準備高が8月に比べて540億ドル(約7兆8000億円)減少したのは、急激な円安を抑制するために日本政府と日銀が9月末に行った為替介入でドルを売ったことが影響している。為替介入額は2兆8382億円に上ったという。
それでも、日本の外貨準備高は中国に次いで世界第2位。中国の国家外貨管理局が7日に発表したところによると、中国の9月の外貨準備高は3兆290億ドル(約439兆円)と、8月末の3兆550億ドル(約443兆円)から減少した。
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ブルームバーグによると、世界各国の中央銀行が自国通貨を支えるために為替介入を行っているため、各国の外貨準備高が減少している。インドの外貨準備高も今年に入り960億ドル(約14兆円)減少し、現在は5380億ドル(約78兆230億円)。
ロシアの外貨準備高は、2022年2月18日時点で6432億ドル(約93兆2800億円)と、過去最高額となった。しかし、その後減少傾向となり、ロシア連邦中央銀行によると、9月30日時点での外貨準備高は、5400億7000万ドル(約78兆3200億円)。また、ロシアの外貨準備高は、世界第5位。
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