ロイター通信によると、反政府武装勢力「統一民主回復戦線」が6日夜、アデン湾に臨むタジュラ地区の軍港を襲撃。軍部隊と戦闘になり、兵士7人が死亡したほか、複数のけが人も出た。武装勢力の人数は明らかになっていない。
「統一民主回復戦線」は1991年に結成。1994年に分裂し、一部は過激派の武装勢力となった。
紅海とアデン湾に面するジブチは世界貿易、物流の要衝となっており、フランス、中国、米国などが軍を駐留させている。日本もソマリア沖の海賊対策として、2011年以来、首都ジブチ市の国際空港近くに基地を開設している。
海外で活動する自衛隊員をめぐっては、8月に南太平洋のソロモン諸島で「ガダルカナル島の戦い」慰霊式に出席していた日本の海上自衛隊員1人が、刃物とみられる凶器で襲われる事件があった。
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