武装勢力が軍兵士7人殺害、ジブチ 自衛隊も駐留

アフリカ北東部のジプチで、軍兵士7人が武装勢力によって殺害される事件があった。同国のアレクシス・モハメド大統領顧問の話としてロイター通信などが伝えている。ジブチは周辺海域の海賊対策として自衛隊の部隊が駐留していることで知られている。
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ロイター通信によると、反政府武装勢力「統一民主回復戦線」が6日夜、アデン湾に臨むタジュラ地区の軍港を襲撃。軍部隊と戦闘になり、兵士7人が死亡したほか、複数のけが人も出た。武装勢力の人数は明らかになっていない。
「統一民主回復戦線」は1991年に結成。1994年に分裂し、一部は過激派の武装勢力となった。
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紅海とアデン湾に面するジブチは世界貿易、物流の要衝となっており、フランス、中国、米国などが軍を駐留させている。日本もソマリア沖の海賊対策として、2011年以来、首都ジブチ市の国際空港近くに基地を開設している。
海外で活動する自衛隊員をめぐっては、8月に南太平洋のソロモン諸島で「ガダルカナル島の戦い」慰霊式に出席していた日本の海上自衛隊員1人が、刃物とみられる凶器で襲われる事件があった。
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