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月で植物を育てるプロジェクトが始動

オーストラリアの研究機関「ルナリア・ワン」は、イスラエルの民間月探査ミッションの一環として、月面で植物を栽培するプロジェクトを進めており、2025年までに月面で植物を育てる計画をたてている。科学系メディア「Phys.org」が報じている。
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月面で栽培する植物の種子は、灌漑システムを備えた密閉された部屋の中で、イスラエルの民間月探査機「ベレスシート2号」によって月に運ばれる。研究者らは、極限状態で生き残ることが可能な植物種の発芽と成長を観察する予定だという。
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研究者らによると、このプロジェクトは、人類が月で長期的に生活するために不可欠な、食料、医薬品、酸素を生産するための植物栽培への第一歩になる。もし、月で植物を栽培するシステムを作ることができれば、地球上で最も過酷な条件下で食料を栽 培するシステムを構築することができことになるため、このプロジェクトは気候変動に直面した場合の食料安全保障の基盤になるという。
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