ウクライナ政府が交渉の用意がある唯一のテーマとは

ウクライナ政府は欧米諸国と交渉する用意があるのは、ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)への早期加盟についてだけであり、ロシアとの和平についてではない。ウクライナの政党「国民の僕」の代表であるデビッド・アラハミヤ氏が、このような考えを示した。
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アラハミヤ氏は、「我々としては、欧米諸国との交渉の準備はできているが、それはNATOへの早期加盟についてだ。今、私たちが交渉できるのはこのテーマだけであり、ロシアはこれらの交渉において不必要な存在である」とSNSに投稿している。

さらに、ウクライナは8日に発生したクリミア大橋の爆発事件、ロシア政府との対立が激化し、攻撃が強まる恐れがあると考え、武器の供給量を増やすように欧米諸国に要請した。
ウクライナのNATO加盟を支持している国は何カ国?

ウクライナ内務省顧問のアントン・ヘラシチェンコ氏は、「もっと武器を供給するようにと要請しているのだ。我々の代わりに戦ってくれとは言っていない」と強調している。

ヘラシチェンコ氏は、欧米諸国は武器を倉庫に保管するのではなく、ウクライナ政府が紛争を終わらせることができるように、すべてをウクライナに渡すべきであるとの考えを示している。
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