「クリミア大橋」テロ ロシア連邦保安庁がテロ首謀者を発表

ロシア連邦保安庁は、「クリミア大橋」で発生したテロの首謀者はウクライナ国防省情報総局、同総局のキリル・ブダノフ局長、職員、エージェントだと発表した。
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爆発物は建築用ポリフィルムを巻いてカモフラージュされ、ウクライナ南部オデッサからブルガリア、グルジア、アルメニアを経由して運ばれたという。
ロシア連邦保安庁によると、テロの準備行為に共同で参加した12人が特定され、ロシア人5人、ウクライナ人とアルメニア人3人の計8人が拘束された。
ロシア連邦保安庁は、交通パトロール課の検査官が爆発したトラックの荷台をのぞき込み、形式的にさっと調べている様子を映したビデオ映像も公開した。また、税関検査で撮影されたトラックの貨物の X 線画像も公開された。爆発物とみられるフィルムで巻かれたものが映っている。
ロシア国家対テロ委員会は8日、同日午前にクリミア大橋で貨物車両が爆発し、並行して通っている鉄道線の燃料タンク車7両に引火したと発表した。橋の自動車部分の2つのスパンの一部が崩壊した。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は9日、クリミア大橋爆発の考案者、依頼者、実行者はウクライナの特殊機関であり、これはテロ攻撃であると表明していた。
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