グーグル、10億ユーロ超の罰金が科せられる可能性

米アルファベット傘下のグーグルは、昨年6月に始まった欧州連合(EU)の反トラスト法(独占禁止法)調査の結果、デジタル広告分野における違反で提訴される可能性がある。ロイター通信が報じた。
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ロイター通信は、グーグルには10億ユーロ(約1440億2995万円)超の罰金が科せられる可能性があると報じている。
欧州委員会は調査開始後にグーグルが行った譲歩に満足していない。EUは今も、オンライン広告の分野におけるグーグルの支配的地位が健全な市場競争を脅かしていると考えており、来年初旬にも正式に提訴する見込み。それまでグーグルには法廷外で争いを解決するチャンスがある。グーグルの弁護士に送付する新しい訴訟資料はすでに準備されている。
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新たな罰金は、グーグルにとってこの調査における4回目の罰金となる可能性がある。過去10年間にEUが反トラスト訴訟でグーグルに対して要求した罰 金は約80億ユーロに上る。
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