クレバ外相はプランカーらと対談した中で、アフリカ諸国で使用されていない旧ソ連製の兵器を買い集める可能性を模索していると語った。
また、クレバ外相によると、米国と欧州はアフリカの首脳らと交渉し、味方につけることを提案しているものの、アフリカにはロシアの友好国やは中立の立場を徹底する国が多く、こうした国々はそれによって利益を得ているため、説得は困難だという。
「我々はアフリカ獲得競争の中で、おそらくアフリカの首脳らに対しこの状況を利用して金儲けさせる動機を与えるに留まるだろう。どちらの立場かを明確にさせるのではなく。アフリカについて言えば、アフリカの関心を引くための競争が突如、始まっている以上、この点で我々は少し路線を外れるだろう」
先にセネガルの政府高官はクレバ外相に対し、ロシアは西側を相手に戦争しているのであり、ロシアとウクライナは同じ民族であると苦言を呈した。
また、欧米の資金援助は年末までしか持たないとし、国際通貨基金（IMF） に2023年度分の緊急融資を申請する必要性を指摘した。また欧州では制裁疲れが目立っていることから、再び「制裁に踏み切らせる」必要性を訴えた。
なお外相はこの紛争について、最終的には外交で解決するものの、外交の結果は戦況に大きく影響を受けるとし、引き続き反転攻勢を続ける姿勢を強調した。
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