トルコに国際ガスハブ創設へ 欧州向けガス供給=エルドアン大統領

トルコのエルドアン大統領は19日、ロシア産ガスを欧州に供給するための国際ガスハブがトルコ領内に創設されると発表した。
この記事をSputnikで読む
エルドアン氏は「欧州は現在、差し迫る冬にどうやってエネルギーを確保するかを考えている。われわれにはそのような問題はない」と指摘した。
エルドアン大統領は、アジア相互協力信頼醸成措置会議の場でロシアのプーチン大統領と会談した際に、プーチン大統領がトルコにガスのハブを創設する構想を伝えたことに言及した。プーチン大統領は、ガスのハブはガス価格を「正常な市場レベルで」決定するためのフィールドとなりうると指摘した。
エルドアン大統領は「したがって、欧州はトルコでガスを注文するようになる」と述べた。
プーチン大統領  欧州の豊かさはロシアとの協力のおかげ 「多数のEU役人がこれを認識」
ガスハブは、ガスパイプライン「ノルドストリーム」からのガス輸送を黒海方面へ振り分けることを目的としている。エルドアン大統領はまた、ハブを創設する場所について、すでにトルコのヨーロッパ部分に適切な場所を見つけたとし、それはトラキア地域だと発表した。
コメント