イーロン・マスク氏 影響力増大で米当局が懸念

米国当局は、政治的影響力が増大し「無謀な」発言を行っている米スペースXとテスラの創業者であるイーロン・マスク氏に対し、懸念を強めている。米紙ワシントンポストが、政府関係者やマスク氏に近い人物の話を引用して報じている。
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同紙によると、マスク氏は米政権との協力でビジネスマンとして成功し、いまや米当局はマスク氏の「力」が増えていくことを恐れている
情報筋の1人によると、マスク氏は自身を「すべてを一番よく知っている」、「何の障壁も必要としない」、「人類への贈り物」だと考えているという。
マスク氏と直接仕事をしている人物によると、マスク氏は現在、米国当局よりも他国の大統領や首相と多くコミュニケーションをとっている。これは、ウクライナ紛争の解決に向けた同氏の提案を含めて米国政府関係者を「いらだたせている」事柄だという。
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また、同紙の記事では、「米国防総省の職員の多くは、マスク氏を秘密兵器とみなしている」と強調されている。
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