イルクーツクで墜落のロシア軍用機Su-30 捜査委員会が原因発表

ロシア捜査委員会は、軍用機Su-30がイルクーツクで墜落した件で、考えられる原因を発表した。機材不具合と操縦ミスの2つが有力だとしている。
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戦闘機Su-30は10月23日、試験飛行中にイルクーツク市内の住宅に墜落。パイロット2名が死亡。墜落現場となった住宅には2家族が住んでいたが死者・負傷者は出ていない。
緊急対応当局がスプートニク通信に伝えたところによると、Su-30のパイロットは飛行中に意識を失ったため、住宅地への墜落を避けられなかったという。意識を失った原因については、飛行前に地上スタッフが酸素ボンベを準備した際に誤った作業をした可能性が高いとされている。
捜査委員会では、事故現場で捜査グループと犯罪担当グループが作業を行っているとした。
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スプートニク通信ではこれより前、同じく軍用機Su-34がロシア南部エイスク市で墜落した事件について取り上げた。捜査委員会は事故の主な原因は同機の機器不具合であると発表した。墜落は飛行あるいはその準備に関わる規則違反とみなされ、刑事事件として捜査される。
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